建築家・遊悠人のおきなわフォト日記

週末日曜日に・・
久茂地公民館（旧沖縄少年会館）に出かけた
6月から本格的に解体をしていたこの建築は、
地上全てが解体撤去されていた

全国から沖縄の子ども達への募金を募り完成したこの建築・・
那覇市は、全国の善意への説明釈明なく
老朽化だけを理由に解体してしまった・・
もちろん沖縄県民・市民へも納得のいく説明は無かった！

工事現場では「久茂地公民館」の看板が・・
重機に踏み潰され状態で放置されていた～！

建築設計をしている遊悠人としてはー
こんな光景は見たことがない！
民間の自宅で家の建て替えの際・・
玄関に掲げられてい表札、思い出の品々を
取り外して、その家・家庭の記憶装置として
大切にしておくのが普通ではないだろうか？！

市民の財産でもあったこの建築・・
倫理的な民主主義の手続きを無視した行政の手法を、
放置状態の看板が物語っていることを感じた日曜日だった・・


上：市職員が体を張って解体着手を強行
下：現在のその地・・



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