2012年10月02日

石垣島・地産地消の話・・!

石垣島・地産地消の話・・!

  遊悠人の月に一度のエッセイ連載・・
先月末28日に新聞掲載をまだアップしてなかった~!

狭小な敷地の中で・・
屋上空間をいかに楽しむかを実践した
石垣島の家を紹介しよう!

ご一読下さい・・
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           地産地消を楽しむ空間
                             文・写真/照屋寛公
 この一年ほど、生れた石垣島に週に一度出かけている。工事中の住宅一軒と設計中の住宅二軒の仕事のためである。この八年間でかれこれ六軒の建築に携わることになった。先日は、三軒目に設計した歯科医院兼住宅の屋上で、施主がパーティを企画してくれた。そして、これまでお付き合いのあった施主とその家族総勢十二名が参集してくれた。
 この建築は、一階は歯科医院、二階には院長の住宅のいわゆる併用住宅である。建築の南側には広々とした公園が広がり、さらにその先には、太平洋を臨む絶好の立地条件である。
 一階の地上部分は、来院者やスタッフそして自家用車の駐車場が多くの空間を占めてプライベートな庭の設置が難しかった。それで、屋上に家庭菜園のあるバーベキュー空間の設計提案をした。給排水設置の炭焼きのバーベキューのレンガづくりの台を設計した。最近は菜園ゴーヤ、ピーマン、ニラ、バジル等が食卓をにぎわせているようだ。
 設計の折、楽しさは中途半端では良くない、もっと完璧にしたいと提案したのは施主、なんと冷蔵庫置き場とトイレも設置しようと発案し、これも造ってしまった。
 ところで、現在の石垣空港は、中心市街地に隣接していることから、来年3月には空港が騒音等の影響のない場所に移転が決まって現在工事中である。現空港は南の太平洋側からアプローチする飛行経路があり、この建築の東側上空を通って着陸する。窓からこの建築が確認し易いようにと、屋上のバーベキュー空間を覆う五輪をモチーフの鉄骨をデザインし、その下に透明感のある屋根材を設置した。空からも建築が視界的に楽しめる提案をした。最近は、チケット予約の折にはこの建築を上空からチェックできる窓際の席を必ずリクエストしている。
 さて、バーベキューだが、施主が鳥一匹をさばいて串刺しのヤキトリ、手羽先など全て夫妻手作り料理、さらに伊勢えびの炭焼きや刺身。ピザを生地から施主がこねて菜園で採れたバジルがトッピングされていた。そして、目の前の菜園からとれた野菜そしてその料理が皆さんのお腹を通過しトイレにまで納まった、まさに地産地消であった。
 石垣島は、市街地はおおよそ東西方向に街が広がり、家々は陽の光や涼風を取り入れるように当然ながら南に大きな開口を広げる南向き家が多い。ところが、密集化しつつある場所では、南に広がる大海原の望む家は計画しにくくなっているのも現実。
 夏の強烈な台風の際の対策にも十分配慮しつつ、狭小な敷地空間の屋上を活用しようとする考えは、離島の石垣島でも流行りつつあるようだ。  (建築アトリエ・トレッペン代表・建築家)

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ラブ


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