2006年12月22日
新聞連載『まつげと住まいづくり』・・・!

今日は冬至(とぅんじー:方言)・・・
今日も北風が冷たく寒い沖縄であるー。
この頃の寒さを方言で「とぅんじーびーさ」という。
今年は、平年より寒さの訪れが早いような気がする。
寒さに乗じてノロウィルスが蔓延している様子
手洗い等気をつけましょう・・・。
さて、恒例になりました。
タイムス住宅新聞の連載「フォトCafe」!
本日新聞掲載の同文をアップいたします。
内容は12月2日にアップした「まつげと間違い・・」のハナシを
住まいづくりと関連させた内容にしてあります。
お楽しみくださいー。
感想もいただければ嬉しく思います・・。
『まつげと住まいづくり』
照屋寛公
調べものがあって図書館に出かけた。窓ガラスに小さな文字で「遠くに慶良間が見えます」と書いてある。そしてアルミサッシュが半分開いていて確かに遠くに慶良間らしい島影が目に入った。その小さな張り紙の右にA3サイズだろうか「慶良間は見えるが睫(まつげ)は見えない」と書いてある。丁寧にルビがふられていて「キラマー ミーユシガ マチゲー ミーラン」とあった。
沖縄の格言を実体験で教える図書館の仕掛けに関心し写真を撮った。設計のアトリエに戻って図書館での光景を説明した。九州出身のスタッフにカタカナのルビを見せてその意味を尋ねてみた。彼いわく『慶良間は見えるが間違い(・・・)は見えない』ですよね、ときた。もちろん、「まつげ」の「マチゲー」を「間違い」と取り違えている。
「慶良間の島々は見えるが自分の睫は誰も見ることができない」がほんとの意味である。しかし、ふと考えてみた、「慶良間は見えても自分の間違い(・・・)には気がつきづらいものである」という解釈も一理あるなぁと思った。
ネット・雑誌など情報化社会の今日、住まいに関する情報が巷(ちまた)に氾らん。過多の情報に自分の家のライフスタイル・価値観などを見失い、美観・奇抜性への憧れで住まいを造ってはいないだろうか。
住まいは我が家ならではの答えが各家庭にあるもの、見えない自分のまつげを間違いにしないためにも冷静・沈着な住まい創りが必要な気がする。
(建築家)
↓寒い冬至・・今日のクリックもありがとう!
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Posted by 遊悠人 at 09:33│Comments(0)
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