首里王府に連れ去られた竹富島の偉人!

遊悠人

2023年03月09日 16:29

『古都首里ぬ石門 ひっそりたたずみ 知るやいにしえぬ技術力』
首里城の守礼門をくぐり歓会門方面に向かって歩くと左手に園比屋武御嶽石門が目に入る。背後にあるのは御嶽、国王が各地を巡航旅に出る際必ず拝礼した場所。オヤケアカハチの乱(1500年)で王府軍が八重山へ出兵した際に、将の大里親方に聡明を見出され首里に連れてこられたのが竹富島の西塘、当時十二才だったという。首里で言葉、文字、学問を修め、優秀な土木建築家になり第二尚氏王統尚真のときに石門は創られ現在世界遺産に登録されている。

関連記事