2012年10月16日
建築は街の記憶装置・・!
上下写真は、解体ビフォー・アフター
週末日曜日・・
久茂地公民館(少年会館)に出かけた。。
解体工事はすっかり終わっていて更地になっていた
しばらく、その前にたたづんでいたがー
不思議に、建っていた建築の形が思い出せない
何故だろう・・
人間は、家族や友人との写真をとても大切にする・・
その写真を見ると懐かしくなり、当時のことを思い出す
その気持ちはだれにでもあると思う。。
その建築の前に建っていても
建築の姿が浮かんでこない・・
川沿いを車で通りすぎても
久茂地公民館の建っていた場所さえも
よみがえってこない・・・。
街には、その時を思い出させる装置が必要だと思う
遊悠人は建築・特に公共建築は『街の記憶装置』で
あるべきだと思う・・・
それは公共の知的財産とも言えるからだ・・
先日、TV放映されていた戦災前の姿に復原された東京駅舎
東京の新たなシンボル・ランドマークとして脚光をあび
経済効果も期待されているのをみると・・
沖縄の街や建築に対する思い入れや後世に残すべき遺産への
考え方を再度検討すべきだと思った・・。
オスプレイ墜落を騒ぐことも大切だが・・
文化的な遺産を失っていく沖縄の実情もさらに
重視すべきだと思うがいかがだろうか・・?
上下写真:解体ビフォー・アフター
(下)もう何年待てば建築物への文化的思考の必要性に沖縄が気がつくのだろう・・
クリック・・ありがとう
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Posted by 遊悠人 at 08:00│Comments(1)
│『少年会館・活用』
この記事へのコメント
とうとう無くなっちゃったんですね~
とても残念です。
東京駅もその価値を認識して戦前に近い形で復元されましたけど、、、
文化的な価値という物を全然認識してないですね~
それならば、姫ゆりの洞窟や戦跡も開発で無くなるかもね、、、
とても残念です。
東京駅もその価値を認識して戦前に近い形で復元されましたけど、、、
文化的な価値という物を全然認識してないですね~
それならば、姫ゆりの洞窟や戦跡も開発で無くなるかもね、、、
Posted by みどりのたぬき at 2012年10月23日 19:15